紋様はどのように生まれてきたのだろう?又なぜそれを必要としたのだろう?
紋様は記号の羅列ともいえる。
文字を持たない未開の民は
身に纏う衣装に自らの民族の伝統と誇りを織り込み、染め入れることにより、自分達が固有の民族たらしめる存在意義を示してきた。
我々の祖先は古代
トーテムとしての表現を紋様として用いた。
ナスカに残る地上絵はまさに
そのことを今に伝える。
それが時代をへて、家紋となり
苗字へと移り変わってきたのだ。
人間の目には見えない意識の層を
現実の世界に上げてきたものが紋様であり、それが文明社会において、言語化されていったのであろう。
言うなれば紋様・記号・デザイン
それらは人間がより良く生きていく上での目的となるものをカタチ化していったということに
他ならない。
デザインは見えない意識の世界を
現実化し
多くのコトバを使わずとも
一瞬にして人々の想像力を掻き立てる想像のタネである。
彼のデザインは
光の粒子がカタチ化・言語化され表出してきたものを練り直し
人々の感性の扉を開くという目的
へといざなう。
デザインは自分を整理し、単純化することで、自分の働きが明確になり、それが力となり進むべき方向へと舵をきる手助けとなる。